栄養データはこう読む!編
なかなか読み応えのある厚みですが、中身はとっても一般人でも読みやすい
日頃気になる問題をデータを併せて説明してくれています
わたしが注目したのは三項目
①あぶらと脂質異常症の関係とは
・・・夫がコレステロール値高い
②食塩と高血圧
・・・私の知っている高齢者はみんな降下剤を飲んでいる
③不思議がいっぱい肥満問題
・・・ほんと不思議だらけ
気になる部分をまとめてたら長くなりそうなので今回は①を中心に記載します
ではまずは
①あぶらと脂質異常症の関係とは編です!
ⅰはじめにコレステロールについて
コレステロールっていうのは、大きく2種あるそうで
それは
食品の中のコレステロール(化学構造ではアルコールに近い形)と血液の中のコレステロール
血中の中のコレストロールは肝臓で合成され、脂質+タンパク質+コレステロールがセットになって移動する。
コレステロール単独では移動できない
食品のコレステロール=血中コレステロールではないが別物ではない。血中コレステロールの一部がコレステロール、このコレステロールの一部が食べ物に由来
血中コレステロールの濃度はいろんなものの影響をうけるが、
ちなみに飽和脂肪酸って何に含まれるか
肉、牛乳、バター、卵黄、チョコレート、ココアバター、ココナッツ、パーム油などに多いらしいです
ちなみに日本人のよく使用する油では血液中のコレステロール値は上がらないようです。
ⅱ次に高中性脂肪には脂質を控えるべき?について
脂質異常症の指標は、検診で測るものだけでも
そうコレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪の4種
メタボの診断基準には中性脂肪とHDLコレステロールがつかわれる
今回は中性脂肪に着目してある
中性脂肪は運動不足、飲酒、肥満が数値上昇の主な原因
単独でも中性脂肪をあげる
食事でみると
気になるのはあぶら、栄養素でいう脂質
炭水化物を飽和脂肪酸に食べかえると総コレステロールとLDLコレステロールが大きく上がるが、中性脂肪は下がる 研究1992年
つまり
中性脂肪値を上げやすいのは脂質よりも炭水化物
中性脂肪があがる食習慣には、以下の原因がある
・肥満を介する経路・・・食べすぎ、運動不足
・肥満を介さない経路・・・炭水化物とアルコールの作用
おぉ、お腹いっぱい・・・(;・∀・)
中性脂肪ってあぶらでしょ?という短絡的な考えが栄養学を知らない人の意見ではないでしょうか。
ぼやっとしたTVの情報で大枠をわかったつもりになっているだけですね。
以下今日から行動へ
・糖質制限も脂質、とくに飽和脂肪酸の取りすぎになりやすいので牛乳やバターなどほかの物への併用も行う
・中性脂肪に関してはそんなに高くないので気にしない!